教育・子育て

10代はやりたいことをやろう

10代はやりたいことをやろう

今回は、「10代はやりたいことをやるのに最適な時期」ということについてです。

 

結論としては

・10代は何でもできる最高の時期

・10代のうちは、可能な限り親のすねをかじるべき

・勉強は大人になってからの方が大切

です。

 

人生において

やりたいことをやるのに遅すぎることはない

ということがよく言われますが、それはまさにその通りです。

何かに挑戦したり始めたりするのに年齢制限なんてありませんし、何歳であってもやりたいことをやることは素晴らしいことです。

高齢になっても挑戦を続けている人は、とても若々しくて生き生きしていますよね。

すべて気持ち次第です。

 

しかし、やりたいことをやるのに最も適した時期があることも事実です。

それは

中学生や高校生などの10代の間

です。

 

中学生や高校生の間は受験などがあることで、「勉強しなくてはいけない時期」と一般的には考えられています。

そして

やりたいことをやるのは、大人になってからでも遅くはない

と言いますよね。

 

つまり

10代 → やりたいことを我慢して、勉強する時期

大人 → やりたいことが出来る時期

というわけです。

 

おかしくないですか?

大人になって、やりたいことをできている人はほとんどいません。

大人は、自分たちが出来ていないにも拘らず、子どもたちに押し付けているのです。

 

そして、大人になったら勉強しなくてもいいと思っている大人が多すぎます。

本来であれば

10代 → やりたいことをやって、様々なことを経験・吸収する時期

大人 → やらなくてはならないことが増え、勉強もしなくてはいけない

となるはずなのです。

 

勉強は大人になってからの方が重要

多くの人が勘違いしていることとして

勉強は学生時代にやるもの

ということがあります。

 

これは完全な間違いです。

学生時代の勉強が重要でないというわけではありませんが、大人になってから勉強することの方が、はるかに重要ですし必要です。

大人になった途端、勉強しなくなる人が多すぎです。

学生時代にしか勉強できないなんてことはなく、大人になってからこそ勉強をしなくてはなりません。

 

学生時代に勉強することによって身につけるべきことは

・自分に合った勉強の仕方を知る

・勉強する楽しさを知る

・考える力を育む

ということです。

受験勉強も大切かもしれませんが、これらの方がはるかに大切です。

これらを土台にして、大人になってから初めて経験するようなことに対しても、学び続けるわけです。

言ってみれば学生時代の勉強は、大人になったときにしっかり学ぶための土台作りの準備期間ということです。

 

10代には責任がない

ほとんどの場合、中学生や高校生の頃は実家暮らしです。

家賃などの生活費を払わなくてはいけないこともありませんし、当然養わなければならない家族もいません。

お金を稼がなくてはいけないというわけではありません。

 

そのような意味で、10代の間は責任がありません。

自由です。

 

言ってみれば、どんなことをしていても住むところが無くなることもありませんし、食べることに困ることもありません。

何でもできる状況と言えます。

このように責任がなく自由が確保されている時期は、10代の学生の時期を過ぎると、基本的には2度とやってきません。

人生において、この時期だけは責任を負わなくても良い特別な期間なのです。

但し家庭環境などによって、10代でも責任を負わなければならない方もいます。

そのような方は、苦労されている分、精神的な強さや豊富な人生経験を持たれていることが多いです。

 

10代はやりたいことに集中できる

もちろん、大人になってからもやりたいことはできますし、失敗を恐れて何もしないのは良くありません。

しかし、生活を維持するための収入を得る必要もあるため、ある一定の時間は収入を得るために費やさなくてはなりません。

そして家族がいればなおさらですが、大人になるとリスクを取り過ぎることは難しくなります。

 

また、何かを始めることで損失を受けてしまうことだけがリスクではありません。

それまでの収入を維持できなくなることも、リスクになり得ます。

要するに、大人になって責任が増えてくると、様々な制約条件が存在するようにるわけですね。

 

これらは、社会の中で生きていく上で、受け入れなくてはならない事実です。

 

それに対して10代のうちは、それらのリスクを考える必要がありません。

言ってみれば、大人よりもはるかに大きなリスクを取れるのです。

例えばネットビジネスをはじめて、時間を費やしたにもかかわらず収益を上げられなくても、全く問題ありません。

何かにチャレンジして、ケガしてしばらく家で療養しなくてはならなくなっても、問題ありません。

家で勉強すればいいだけですね。

 

要するに

10代は余計なことを考えず、やりたいことに集中できる

という時期なわけです。

 

親のすねをかじる

このように、人生の中で好きなことをするためには最も恵まれた時期である10代のうちは、とにかくやってみたいことにどんどん挑戦してもらいたいです。

 

若いうちは、やりたいことをやるお金がないから

という人がいますが、可能な限り親のすねをかじればいいだけです。

 

10代のうちに経験したり挑戦したりすることは、成長の糧になって、一生の財産になります。

このことは何よりも重要なことであり、親はそのためなら限界までお金を作ってあげるべきです。

それが親の役目であり、そして親が出来ることはそのくらいのことしかありません。

 

子どもは勝手に成長していきます。

親がやるべきことは、子どもにとやかく言うことではありません。

子どもに挑戦するチャンスを与え、疲れて傷ついた時に休める場所になることが、親の役割です。

 

ですから、10代のうちに親に遠慮する必要はありません。

自分のやりたいことのために、可能な限りお金を出してもらいましょう。

そして自分が親になったときには、自分の子どもにも同じことをしてあげれば良いのです。

 

まとめ

まとめ

・10代はやりたいことをやるのに最も適している時期

・10代の頃の経験や挑戦のためなら、限界まで親のすねをかじって良い

受験勉強も大切です。

しかし、そのためにやりたいことを犠牲にするのは、本当にもったいないのです。

10代のうちは、ぜひ様々なことに挑戦して経験してもらいたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。