健康・医療

予防医療の罠

予防医療の罠

今回は、予防医療についてです。

 

結論としては

・今の予防医療は、ビジネスでしかない

・予防は病院で行うものではない

・予防を行うのは自分自身

です。

 

病気になってから治療するのではなく、そもそも病気にならないようにする「予防医療・予防医学」という考え方が、近年少しずつ定着してきたように思います。

「CareからCure」と言われています。

 

間違いなく予防は健康を保つために、最重要なことです。

病気などになってから治療しても、多くの場合は元の健康な状態に戻ることはありません。

病気などにならないことが最良なのは、明らかなことです。

例えば胃がんで、胃を2/3切除したとします。

仮にがんは取りきれたとしても、失った胃は戻ってきません。

治療しても、元の状態に戻るわけではありません。

 

虫歯なども同様です。

削って詰め物をしても、自分の歯は戻ってきません。

自分の歯の代わりに、代替の詰め物になります。

 

そもそも医療の目的は、「病気を治すこと」ではありません。

「健康を維持すること」です。

理想は病気などが無くなることですが、現実はそうもいきません。

ですから、可能な限り病気などにならないように予防をし、それでも病気などになってしまった場合に限り治療をするわけです。

「医療=治療」のように考えている人が多いですが、決してそんなことはないのです。

 

ですから医療従事者の本来の役割は

患者の健康を維持すること

ということです。

その中の一つに治療があるだけです。

メインは予防で、どうしても必要な時にやむなく治療をするというのが正しい医療のスタンスです。

 

しかし現在行われている「予防医療」は、本質的な予防とは大きくかけ離れてしまっています。

予防と偽ったビジネスでしかありません。

今の予防医療は、医療サイドなどが儲かるためだけの仕組みになってしまっています。

 

それでは、現在行われている予防医療について、説明していきます。

 

健康診断の罠

国や医師会などは、予防のために年に一回の健康診断や人間ドックやがん検診などを推奨もしくは義務付けています。

予防医療というと、健診や検診を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

 

健診や検診をする目的としては

早期発見・早期治療

というのがよく言われます。

病気を早めに発見して、まだ重症にならないうちに対応しよう、ということです。

 

早期発見・早期治療は、健康の維持のために非常に有効なように思えますが、実はここに落とし穴があります。

というよりも、罠です。

 

まず科学的データとして

人間ドックや検診・健診を定期的に受けたとしても、余命も健康寿命も延びない

ということが、既にわかっています。

むしろ短くなるとも言われています。

事実として、人間ドックや健診・健診には健康を維持する効果が無いということです。

予防になっていないわけです。

 

その主な要因としては

健診・検診は患者を作り出すためのビジネスツールでしかない

ということがあります。

 

健診・検診をして医者が病気だと診断すれば、健康な人だとしても、いくらでも患者にすることが出来ます。

そもそも、病気の基準値がどれもおかしいことになっています。

例えば血圧は140から高血圧ですが、大量の患者を作るための基準値でしかありません。

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高血圧の嘘【ほとんどの人は薬を飲まない方が良い】高血圧は病気ではなく、加齢に伴う生理的変化です。140mmHgという基準で降圧剤を処方してくる医者は、金儲けのために健康な人を薬漬けにするクズか、人間の身体の反応を理解できていないバカのどちらかです。医者を妄信してはいけません。...

 

がん検診も、日本ほど実施している国はありません。

世界各国は、がん検診をしても余命も健康寿命も延びないことがわかったため、どんどん中止しているのです。

その結果、日本はがんの死亡者数が年々右肩上がりに増えているのに対し、日本以外の先進諸国は概ね毎年5%程度ずつ減っています。

要は日本ではがん検診をすることで、がんではない人や治療が必要ない人をどんどん治療に引き込んで、健康を壊しているわけです。

 

もちろん、がんに限らず他の病気でも同じことが行われています。

「予防」「早期発見・早期治療」という言葉をちらつかせて患者に仕立て上げることで、人々の健康を壊す引き換えに利益を得ているのが、現在の医療であり医者なのです。

 

医療は情弱ビジネス

当然ですが、このような情報はテレビなどのメディアや医者などが発信することは、ほとんどありません。

利権のための仕組みですから、利権を得る側がその闇を暴くはずもありません。

 

しかし、現代はネット社会です。

テレビなどのメディアが言わないことでも、インターネットなどで自分で調べることが可能です。

ですから、情報を集めて精査している情報強者は、このような予防医療の罠に気づいています。

逆に自分で調べずにメディアや医者の言うことだけを信じている情報弱者は、健康を壊されながら搾取されています。

 

もはや医療は情弱ビジネスに成り下がっているのです。

そのため、情報強者と情報弱者の健康格差は、今後も一層開いていきます。

医療が情弱ビジネスになっていること自体があってはならないことですが、現状において自分の健康を守るためには、情報強者になるしかないのです。

 

情報強者が多数派になれば、腐りきった医療が淘汰されていくはずです。

本来、医療というのはそのような外的な力が無くても正しいことをしなくてはならないのですが、残念ながら腐りきってしまっているのが現状なのです。

 

予防は生活習慣

そもそも本来的に言えば

予防は、日々の生活習慣で行うもの

です。

 

病院に行ったり、怪しい健康グッズや健康食品を買うことではありません。

但し、健診・検診を適切に用いれば、生活習慣の改善にも役に立てられます。

検査の結果から、生活習慣の改善を医師がしっかり指導をして、それを日々の生活に反映させれば良いのです。

それが医療の本来の役割のはずです。

今は基準値などもめちゃくちゃで、患者を増やすための基準値ですから、全く機能しませんが。

 

何にしても

・食事

・運動

・睡眠

を中心とした生活習慣を良いものにすることが、予防に繋がるわけです。

 

つまり

予防医療というのは与えられるものではなく、自分で行うもの

ということです。

 

まとめ

まとめ

・医療の役割は、健康を維持すること

・予防こそが健康において最重要

・健診や検診は患者を作るためのビジネスツール

・医療は情弱ビジネス

・予防は生活習慣によってなされる

日本人は病院や薬への依存が非常に強いです。

病院に行けば健康になれると思っている節があります。

 

しかし、そんなことはありません。

一度失った健康を取り戻すことは、非常に困難です。

 

失うことなく健康を維持するために、生活習慣を改善して予防するのです。

そしてそれは、自分自身の努力によるものです。

他力本願ではいけません。

自分で学んで考えて、そして行動してください。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。