健康・医療

高血圧の嘘【ほとんどの人は薬を飲まない方が良い】

高血圧の嘘【ほとんどの人は薬を飲まない方が良い】

今回は、高血圧の嘘についてです。

 

結論としては

・高血圧は病気ではない

・ほとんどの人は、高血圧の薬を飲まない方が良い

となります。

 

高血圧症は、ご存じの通り血圧が高い状態のことを言います。

高血圧と診断される基準値は

上(収縮期) 140mmHg以上

下(拡張期)  90mmHg以上

となっています。

 

この基準を満たす日本人は、4000万人ほどいると言われていて、子どもを含めても3人に1人は高血圧だということです。

とんでもない人数ですよね。

 

高血圧は、脳卒中・心筋梗塞・狭心症など様々な命に関わる病気を引き起こすリスクを高めるため、非常に危険な病気と言われています。

しかし、ほとんど自覚症状がないため「サイレントキラー」とも呼ばれたりします。

 

というのが、高血圧に対する一般的な常識の概要ですよね。

血圧が高いのは危険!!血圧を下げなくてはいけない!!

ということは、誰もが知っているでしょうし、医者もそのように言ってきますね。

 

しかし

これらの高血圧に対する常識は、嘘や間違いだらけ

です。

多くの場合、血圧が高いのは危険ではありませんし、血圧を薬で下げる必要などありません。

むしろ血圧を下げるために薬を飲むのは、害であることの方が多いです。

そもそも、高血圧は病気ですらありません。

 

一般的な常識を信じている人にとっては、「何言ってるかわからない」状態かもしれませんが、事実です。

 

それでは高血圧についての嘘や、血圧が高くなるということはどういうことなのかなどについて、説明していきます。

読んで頂くことで、高血圧に対する常識がいかに間違っているものなのか、理解できると思います。

 

身体は常にベストな反応をする

まず絶対に知っておかなくてはならないこととして

全ての人間には、自己治癒力が備わっている

ということがあります。

身体が何かしらの攻撃を受けたときに、身体自身が抵抗して自ら治そうとする力です。

 

代表的なものとしては、「免疫力」「修復力」などがそうです。

免疫力

ウイルスや細菌などが感染したとき、それらを排除しようとする

 

修復力

ケガなどで組織が損傷したとき、それを修復しようとする

というものです。

 

他には、「症状」も自己治癒反応です。

例えば、風邪をひいた時の咳・くしゃみ・発熱・下痢などは

咳・くしゃみ・下痢

ウイルスなどを体外に出そうとする反応

 

発熱

ウイルスを倒すために、免疫を活性化させるための反応

という反応です。

身体が自分で治そうとする反応なのですから、咳止めや熱さましや鼻水止めの薬を飲んで症状を抑えるのは、自己治癒反応を邪魔することに他なりません。

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つまり、人間の身体は何かしらの攻撃(刺激)を受けてダメージを受けた際には、その状況を脱して正常な状態に戻ろうとしてベストな反応をするのです。

身体は常に、自己治癒反応という最善策を行ってくれているというわけです。

人間の自己治癒反応イメージ

こんなイメージです。

 

そして血圧の変動も、その時の身体にとっての最善策の一つです。

身体が血圧を上げるのは、血圧を上げる必要がある状況だからです。

 

ですから、仮に血圧が上がるのを防ぎたいのであれば、血圧が上がる原因を排除するべきなのは明白です。

上の図で言えば、「身体への攻撃」のところですね。

 

にも拘らず、現在の医療で行われているのは、薬によって血圧を無理やり下げる方法です。

これは、「身体の自己治癒反応という最善策」を抑えてしまっていることに他なりません。

原因に対応しないどころか、身体の正常な反応を消しているわけです。

 

どう考えてもおかしいですよね。

 

高血圧は病気ではない

そもそも

ほとんどの場合において、高血圧状態は病気ではない

というのが事実です。

 

体の中を流れている血液は、全身に酸素や栄養を届ける役割があります。

そして血液を流すために、ポンプの役割を果たしているのが心臓です。

心臓がポンプのように、収縮したり拡張したりすることで、血液を押し出しているわけです。

そして血圧とは、「心臓から押し出された血液が、血管の壁を中から押す圧力」のことを言います。

 

もう少し簡単に言えば

血圧とは、ポンプである心臓が血液を流す力

ということです。

 

つまり

高血圧状態とは、心臓が血液を強く流している状態

ということになります。

 

それでは、年齢を重ねていくと血管はどのように変化していくでしょうか。

もちろん、細く硬くなっていきます。

その結果として、血液の流れは悪くなっていくわけです。

これは、加齢とともに白髪が増えたりしわが増えるのと同じように、病気ではなく生理的変化です。

 

血液の流れが悪くなれば、心臓は脳を始めとした身体の末梢まで血液を届けられなくなってしまいます。

また、血液の流れが停滞していれば、血栓などができて詰まりやすくなってしまいます。

ですから、心臓は強く打つことによって血圧を上げて、血液を強く流すのです。

 

つまり加齢に伴って血圧が上がるのは

・脳を始めとした身体全体に、血液を届けるため

・血栓などがつまらないように、押し流すため

ということなのです。

 

「血管が細く硬い」という状態に対して、「血圧を上げて血液を強く流す」という最善策を身体が行ってくれているわけですね。

ですから、加齢に伴う血圧の上昇は

病気ではなく、加齢に伴う身体が最適化した生理的変化

なのです。

 

当然ですが、これは高齢者に限った話ではありません。

「血圧が上がる」という反応は、身体が「血液を強く流す」ということが必要だと判断して反応してくれた結果なのです。

 

何の考えもなしに、むやみに降圧剤で血圧を下げることが、どれだけ馬鹿げた行為であるかお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

高血圧基準の嘘と利権

現在、高血圧と診断される基準値は

上(収縮期) 140mmHg以上

下(拡張期)  90mmHg以上

となっています。

 

まず、この時点でおかしいことがあるのがわかるでしょうか。

それは

基準値が全年代で同じ

ということです。

 

先述した通り、加齢とともに血管は細く硬くなっていきますから、血圧は加齢とともに高くなる必要があります。

ですから、高血圧の基準値を設定するのであれば、当然ながら年代によって変える必要があるわけです。

それにも拘らず、一律で140mmHgなのです。

20歳と80歳の人の血圧が同じでいいわけありませんよね。

 

また、実は高血圧の基準値は、これまで数回にわたって変更されています。

収縮期の基準値で言えば

1987年 180mmHg以下

2004年 140mmHg以下

2008年 130mmHg以下

と変化してきています。

そして現在は140mmHgですね。

 

このように、高血圧の基準値はどんどん引き下げられているのですが

「基準値を引き下げて治療をすることで、寿命や健康寿命などが延びたり健康になる」という科学的エビデンスは一切存在しない

という驚きの事実があります。

さらに、逆にリスクが高まるという調査結果は存在するのです。

 

つまり基準値を引き下げる理由は、少なくとも「健康のため」という面から見たら存在しないということです。

それどころか、健康に対してはマイナスになる可能性が高いにも関わらす、基準値を引き下げているのです。

 

では、なぜ基準値を下げるのかと言えば

患者数を増やすことで、利益を得るため

です。

 

この基準値を変えるというのは、いわばルール変更です。

いきなりルールを変えることで、それまでは「健康」だった人が急に

「高血圧」という病気だから、要治療

という扱いにされてしまうのです。

このように基準値を引き下げるというルール変更をするだけで、患者数はあっという間に激増します。

 

とんでもないことを考えますよね。

金儲けのために、病気を作り出して健康な人を薬漬けにしているわけです。

ちなみに、高血圧の基準値を決めているのは、日本高血圧学会というところです。

 

そして、患者数をこのようなとんでもない裏技で激増させた結果、降圧剤の年間売り上げは2000億円から一気に1兆円を超えたのです。

非常に残念ですが、これが医療の姿なのです。

 

降圧剤のリスク

このように健康な人を病人に仕立て上げている医者たちが、口を揃えて言うことは

血圧が高いと、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが上がる

というものです。

 

脳梗塞や心筋梗塞は、脳や心臓の血管が血栓によって詰まってしまう状態です。

先程説明した通り、詰まらないようにするためには血液を勢い良く流すことが効果的です。

当たり前ですよね。

血液の流れを弱くしたら、詰まりやすくなるに決まっています。

小学生にもわかるような理屈ですが、多くの医者はわからないようなのです。

 

実際に、2006年に福島で4万人の住人に対して行われた調査では

降圧剤で血圧を下げている人は、降圧剤を使っていない人に比べて2倍も脳梗塞のリスクが高い

という結果が出ています。

これは明らかに、「降圧剤を飲んでいたのに、脳梗塞になった」のではなく、「降圧剤を飲んでいたから脳梗塞になった」ということです。

 

このような科学的エビデンスもあるにもかかわらず、医者はひたすらに高齢者に降圧剤を処方し続けているのです。

 

血圧を下げるためにやるべきこと

血圧を下げたいのであれば、薬を安易に飲むのではなく、生活習慣を変える必要があります。

原因があるから血圧が高いという結果になるのですから、原因を改善しなくてはなりません。

血圧を下げるためにやるべきことは

・太っているのであれば標準体重まで落とす

・睡眠不足を解消する

・減塩する

・ストレスを解消する

などが有効です。

 

どこでも言われているような当たり前のことです。

薬を飲むのではなく、このような生活習慣を改善するべきなのです。

 

但し間違えないでもらいたいのは、このような生活習慣を改善したとしてもまだ血圧が高いようなら、その血圧は自分にとってベストな血圧だということです。

人間は個人差があります。

ベストな血圧は人によって違うのが普通なのです。

 

生活習慣に問題がなく血圧が高いようであれば、何かしら理由があるのです。

「身体は常にベストな反応をしてくれる」ということを忘れないようにしてください。

 

まとめ

・身体は常に、その時のベストの反応をしてくれる

・高血圧は病気ではなく、身体の生理的反応

・医療界は高血圧の基準を下げることにより患者を増やしてきた

・降圧剤を飲んだ方が脳梗塞のリスクは上がる

・血圧を下げたければ、生活習慣を改善する

 

以前から使われていた血圧の基準値は、「年齢+90~100」というものです。

このように、基準値が年齢によって変動するべきなのです。

 

そして、その基準値を超えていたとしても、安易に薬を飲むのではなく生活習慣を改善しましょう。

医者に行けば、確実に降圧剤を飲むように言われますからね。

そのような医者は

・金儲けのために降圧剤を出しているクズ

・人間の身体の反応を理解していないバカ

のどちらかです。

もちろん、ちゃんとした医者もいますが、割合的にはごく少数でしょう。

 

医者を妄信してはいけません。

思考停止にならず、自分の頭で考えて判断して行動しましょう。

世の中の常識は、間違っていることがとても多いのです。

何も考えなければ、騙され続けるだけです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。