お金・投資

【誰でも資産を作れる】入金力を上げる

【誰でも資産を作れる】入金力を上げる

今回は、入金力についての話です。

 

結論を言うと

誰でも入金力を上げて、資産を作ることができる

ということです。

 

 

お金に対して不安を感じている人は、とても多いですよね。

将来の不安についてのアンケート調査では、いつもお金の不安が1位です。

(ちなみに2位は健康です。)

 

お金は自由の土台ですから、多くの人が自由な人生を満喫できていないということですね。

投資のススメ
投資のススメお金は、生きていく上で必要不可欠な道具であり、自由を得るための土台です。そのお金を得るための手段の一つが、投資です。世の中には間違ったお金に対する常識が蔓延っています。常識を疑って、自分の頭で考えなくてはなりません。...

 

そして

「国が何とかしてくれなきゃ、どうしようもない。」

「自分が経済的に豊かになって、自由になれることなんてあり得ない」

というように思っている人は、少なくないのではないでしょうか。

 

そんなことはありません。

そのような思考停止は、今すぐやめましょう。

 

資産を作ることで経済的に豊かになり、自分の人生を自由にすることは、自分の力で可能です。

自分の力で、資産を作り自由を得ることは、誰にでもできる

ということです。

 

簡単に言えば、「誰でも自分の力で金持ちになれるよ」ということですね。

 

以下の表は、世帯別の保有資産額です。

資産保有状況表

40世帯に1世帯が、保有資産1億円以上である富裕層です。

5000万円以上の準富裕層で言えば、11世帯に1世帯もいるわけです。

それに対して、80%近くが3000万円以下のマス層です。

 

「自分はどうせマス層から抜け出せないから、関係ない」

と思うでしょうか。

そんなことはありません。

 

確かに1億円以上の富裕層は、誰でも到達できるような再現性のある方法はないですね。

5億円以上の超富裕層なんて、ほぼ無理です。

しかし準富裕層であれば、大半の人は可能です。

少なくともアッパーマス層であれば、誰もが到達できるレベルです。

 

もちろん、相応の努力という対価を支払う必要はあります。

誰でもすぐに簡単に、お金持ちになれる

というのはあり得ません。

100%詐欺ですからね。

 

しかし「やるべきこと・できること」を着実に行っていけば、必ず資産を作れて自由に近づくことができます。

 

それでは、資産を作るためにやるべきこと・できることについて、説明していきます。

 

入金力を上げる

当たり前ですが、資産を作って自由に近づくためには、資産を増やしていかなくてはなりません。

「そんなの無理だ」と思考停止にならずに、資産を増やす方法を分解して考えていきましょう。

難しくて出来ないと思えることでも分解してみると、一つ一つは意外と簡単だったり、具体的にやるべきことが見えてきたりします。

 

資産の増加額は、以下の式で表せます。

資産増加額=収入ー支出+資産×利回り

この資産増加額を大きくすることが、資産を大きくすることになるわけです。

つまりは、自由に近づくということです。

 

資産増加額を大きくするための方法は

・収入を増やす

・支出を減らす

・利回りを上げる

の3つですね。

 

利回りに関してですが、せっかく貯めた資産を銀行に預金していても、利回りはほぼ0ですから全く増えません。

そこで、投資をすることで利回りを上げて、資産増加額を大きくする必要があります。

 

ただし、利回りに関しては注意しなくてはならないことがあります。

リターンはリスクの対価ですから、利回りを上げれば上げるほど、リスクが大きくなります。

再現性があって誰もが安定して出せる利回りは、長期投資前提で年利6~7%くらいだと考えてください。

この長期的に年利6~7%という数字は、短期的には資産が半分くらい吹っ飛ぶリスクを受け入れた上でのものです。

 

つまり、年利10%やそれ以上の利回りを目指す場合、とんでもなく大きなリスクを背負わなくてはならないわけです。

そして、それを成功させることができる人は、100人いたら1人もいないでしょうね。

言ってみれば投資ではなく、投機やギャンブルをやらなくてはならないということです。

 

投機やギャンブルなどの方法を否定するわけではありませんが、「誰もが資産形成できる再現性のある方法」という意味では、不適切です。

ですから、確実に資産形成を行うとした場合には、利回りは6~7%以上を望むべきではありません。

まあ、年利6~7%という数字でも、相当高い利回りですけどね。

 

このように、利回りを固定して考えた場合、さらに資産増加額を大きくするためには

・収入

・支出

という2つの変数にアプローチするしかありません。

「収入ー支出」で出来た余剰資金をできるだけ大きくして、それを投資にまわすことで、資産を雪だるま式に増やしていくわけです。

 

この投資にまわせるお金である「収入ー支出」の大きさのことを、入金力と言います。

資産増加額=収入ー支出+資産×利回り 入金力は収入-利回り

投資することを前提とした場合、入金力こそが資産形成の鍵になるということです。

 

ですから、資産を増やすためには「いかに入金力を上げるか」ということを考える必要があるのです。

そして入金力を上げる方法は

・収入を増やす

・支出を減らす

この2つしかありませんね。

 

支出を減らす

入金力を上げるために、最初に手を付けるべきことは「支出を減らす」ということです。

収入を増やすのも大切ですが、誰でもすぐに成果を出せるものではありません。

時間をかけて、しっかり取り組むべきものです。

 

それに対して、ほとんどの人が支出の削減は短期的に成果を出せるものです。

ですから、まず支出を減らして、その後収入を増やすことに取り組むという順序ですね。

 

「今でもギリギリなんだから、これ以上支出を減らせない!!」

このようなことを言う人がいますが、ただの思考停止です。

仙人みたいな生活をしている人は別かもしれませんが、ほとんどの人は支出を相当減らすことができるはずです。

 

支出というのは、以下のように分解することができます。

支出分類の図。支出は消費・浪費・投資に分けられる。消費は固定費と流動費に分けられる。

このように、消費・浪費・投資に分けられます。

まず大切なことは、自分のそれぞれの支出が、この分類のどれに相当するかを把握することです。

~消費~

生活するためのお金で、いわゆる生活費です。

毎月決まった額がかかる「固定費」と、日々の生活で変化する「流動費」に分けられます。

~浪費~

必要以上の贅沢や、その時を楽しむようなものです。

いわゆる無駄遣いと言われるものです。

~投資~

将来リターンを得るための出費です。

株式や不動産などだけでなく、自分の価値を高めるための自己投資も含まれます。

この3つのうちの浪費と消費を抑えて投資にまわすほど、資産はどんどん増えていくわけですね。

 

それでは、どこを主に削減するべきなのか、それぞれ見ていきましょう。

 

浪費

支出を減らす節約をする際に、誰もがまず思い浮かぶのが浪費を減らすことでしょう。

浪費には様々なものがあります。

・趣味、遊び、旅行

・外食、飲み会

・お酒、たばこなどの嗜好品

・衝動買い、ブランド品

などなど

これらのこと全てをやらなければ、かなり支出額を減らせそうですね。

 

しかし、浪費を全くしない人生は、つまらないですよね。

浪費は無駄遣いであると同時に、楽しみでもあり人生を豊かにするための手段です。

浪費を全て無くした人生なんて面白くありません。

浪費は無駄遣いであると同時に、人生を豊かにする手段でもあるという図

かといって浪費ばかりしていたら資産は作れませんよね。

ですから、優先順位をつけましょう。

 

まずは、収入から消費と投資のお金を引きましょう。

それで残ったお金の範囲内で、優先順位の高いものだけに浪費をするのです。

欲しいものを全て買って、やりたいことを全てやっていたら、いくらお金があっても足りません。

欲に優先順位をつけるべく考えてみると、意外と本当に欲しい物や本当にやりたいことは限られてくるものです。

 

1.浪費する

2.消費する

3.投資する

この順番の人は、絶対に投資へお金はまわりません。

というか、このタイプは破産一直線でしょう。

 

1.消費する

2.浪費する

3.投資する

このタイプも、まず投資にお金はまわりません。

結果は、上のものと同じでしょう。

 

1.投資する

2.消費する

3.浪費する

この順番が正解です。

まず投資にまわすお金を除き、そこから消費に必要なお金を除きましょう。

そして残りの範囲の中で浪費です。

 

このように、浪費は何となくするのではなく、計画立てて行わなくてはなりません。

 

消費

浪費の次は消費です。

消費は、固定費と流動費にわけられます。

固定費の例としては

・住居費(家賃・住宅ローンなど)

・通信費(スマホなど)

・生命保険などの保険料

・車関連費用(自動車ローン、駐車場代など)

などがあります。

 

流動費の例としては

・食費

・水道光熱費

・衣服費

・理美容費

・医療費

などがあります。

 

多くの人が流動費を減らそうとしがちですが、あまりお勧めしません。

労力に対して、効果が見合わないのです。

 

例えば食費を考えてみましょう。

「隣の駅のスーパーの卵、今日特売日で20円安い!!」

「1円でも安いところで買わなくては!!」

このように、毎日色々なスーパーなどの情報をチェックし、少しでも安いところに時間をかけて買いに行くようなことをしている人って結構いますよね。

このような努力をしても、基本的にはせいぜい月に数百円程度しか節約できません。

 

数百円はどうでもいいというわけではありませんが、考えなくてはならないのが「自分の時間の価値」です。

多くの人が、この「自分の時間の価値」という要素を無視しています。

時給計算したら、ヤバいことになります。

かけた時間のわりに、リターンがあまりに小さすぎるんですよね。

 

このような時間を自分の価値を高めるための「自己投資」に使った方が、長い目で見て大きなリターンになるのは確実です。

数円や数十円の節約を積み重ねるために、貴重な自分の時間をたくさん使わなくてはならない「流動費の削減」は極力やめましょう。

心も貧しくなりがちですしね。

 

消費を抑えるために最も効果があり、やるべきなのが「固定費を減らす」ということです。

まず固定費を減らすことのメリットとして

・流動費と違い、一度減らせば自動的に継続される

・流動費に比べ、減らせる金額が圧倒的に大きい

ということがあります。

 

大抵の固定費は減らすことができます。

~住居費~

日本人は世界でも屈指の新築好きです。

本当に新築である必要はあるか、そこの家でなくてはダメか、もうワンランク落としたら本当に満足度が落ちるのかなどをよく考えてみてください。

駅から少し歩くくらいの方が、運動不足解消にもなります。

毎月2~3万円くらい削減できることも、珍しくありません。

~通信費~

格安SIMやキャリアでも格安プランにするだけで、月に数千円~1万円ほど支出を減らすことができます。

~生命保険などの保険料~

医療保険なども含めたほとんどの民間保険は必要ありません。

必要なのは、掛け捨ての死亡保険(小さい子どもがいるなどの場合のみ)・自動車保険(対人・対物のみ、車両保険は要らない)・火災保険くらいのものです。

(※保険がいらない理由は、別の記事で説明します。)

~車関連費用~

地方に住んでいる人や仕事で必要な人は別ですが、都心に住んでいるほとんどの人にとって車がなくても困ることはそうそうありません。

必要な時にレンタカーやタクシーを利用した方が、はるかに安く済みます。

全てに該当するわけではないかもしれませんが、このような固定費を削減することで月に数万円以上は支出を減らすことがでます。

そしてこれらを無くしても、生活の満足度は下がらない人も多いはずです。

 

他には、新聞なんかもいらない固定費ですね。

ネットにはタダでニュースが溢れています。

スマホがあれば新聞はいりませんよね。

そもそも、新聞の情報はデタラメばかりですしね。

 

固定電話もスマホがあれば、必要ありませんね。

 

このように、固定費を削減できるところは多々あります。

しかも固定費はインパクトも大きく継続性があるため、必ず削減するべきところです。

 

収入を増やす

入金力を上げるために、まずやるべきことは支出を減らすことですが、支出の削減には限界があります。

ですからしっかり支出を減らした後は、「収入を増やす」ということにアプローチしましょう。

 

収入を増やす主な方法としては

・昇給

・転職

・副業

があります。

 

昇給

現在の仕事が好きで充実していて、給料も増えていく見通しがあるとしたら、まず力を入れるべきところです。

自分の価値を高めることによって、収入が増えるチャンスは十分にあります。

 

しかし現在は終身雇用制や年功序列は崩壊し、定期昇給も見直されていく流れです。

一つの会社に人生を捧げるのは、かなりリスクの高いことだということも事実です。

そして昇給するかは会社次第です。

自分次第ではない部分が大きいことも理解しておかなくてはなりません。

 

仕事を頑張りつつ、他の方法についてもチャレンジしていくというのが、現実的でしょう。

 

転職

以前と違い、最近は転職が当たり前の世の中になってきています。

転職によって給料などの待遇が良くなったりキャリアアップに繋がるのであれば、積極的に転職をした方が有利です。

 

考え方は人それぞれですが、個人的には好きな仕事よりも稼げる仕事を選ぶ方が良いと思います。

好きな仕事だとしても、仕事である以上は会社のニーズに従わなければなりません。

やりたくないことや、信念に沿わないこともやらなくてはならないのです。

つまり、自由がないわけですね。

 

だったら、最初からある程度稼ぐための手段として割り切ってしまってもいいかもしれません。

そして資産を早く作って、給料に依存しない状態を作れれば、本当の意味で自由に仕事ができますからね。

 

副業

副業は、非常にお勧めです。

言ってみれば、自分で事業を作るということです。

 

最近は国や会社も副業を後押しする流れになってきています。

これは裏を返せば、国や会社は個人の面倒を一生見ることはできないと言っているのです。

自分の力で稼げるようになることが、必要な時代になっていくのは間違いありません。

 

副業には、収入以外にも多くのメリットがあります。

・自己投資になる

・お金をゼロから稼ぐことの難しさがわかる

・仕事以外の人脈が広がる

・定年がなくなる

・精神的余裕ができる

などですね。

 

しかし自分でゼロから始めるわけですから、収益を上げられるようになるまでには、相当の時間がかかる覚悟が必要です。

ですから、自分が興味があったり、やっていて苦にならないようなことを選んだ方が良いと思います。

 

まとめ

・誰でも準富裕層やアッパーマス層にはなれる

・資産形成するために鍵になるのは、投資することと入金力を上げること

・入金力を上げるために、まずやるべきは固定費の削減

 

まずは、固定費を削減して浪費に優先順位をつけて、入金力を上げることです。

そして仕事を頑張りつつ、長い目で見る副業にチャレンジしながら、チャンスがあったら転職も考えるようなスタンスが良いと思います。

 

現代は

・投資環境は、かつてないほど恵まれている

・転職が当たり前になっている

・副業が認められる流れにある

・自分で事業を作りやすい環境

というように、チャンスも多い時代です。

 

思考停止して「お先真っ暗」と思い込むのではなく、やるべきことやできることをやっていけば、資産を作って自由を得ることは十分に可能です。

そのために、しっかり考えて行動しましょう。

思考停止は、何も生み出しませんからね。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。