健康・医療

風邪をひいた時にやるべきことは2つだけ

風邪をひいた時にやるべきことは2つだけ

今回は、風邪をひいた時に「やるべきこと」と「やるべきではないこと」についてです。

 

結論としては

・やるべきことは「水分補給」と「温かくして寝る」の2つだけ

・やるべきでないことは「病院に行く」「薬を飲む」「よく食べる」など

となります。

 

風邪をひいた時、病院に薬をもらいに行く人がとても多いですよね。

それが当たり前のことだと思っているかもしれませんが、実はただの風邪で病院にせっせと行くのは日本人くらいのものです。

インフルエンザも同様で、基本的に日本人以外のほとんどの人は、そんなことでは病院を受診したりしません。

日本人は、世界でも屈指の「病院・薬」大好き民族なのです。

 

実は風邪やインフルエンザに限らず、病院を受診したり薬を飲んだりすることは、大半の場合においてマイナスでしかありません。

病院や薬が不必要なのではありません。

不必要どころか、害なのです。

 

風邪などの多くの場合において、病院を受診したり薬を飲んだりすることは

自分自身の健康を壊している

ということに他なりません。

多くの人が、健康を取り戻すために必要不可欠と思っている病院や薬は、むしろ多くの場合で健康を壊しているのです。

 

では、なぜ風邪をひいた時にやるべきことが「水分を摂ること」と「良く寝ること」だけなのかについて、説明していきます。

 

身体には自己治癒力がある

まず前提として、人間には自己治癒力が備わっています。

何かしらの攻撃を受けたときに、身体自身が抵抗して自ら治そうとする力です。

 

代表的なものとしては、「免疫機能」「修復機能」などがそうですね。

免疫機能

ウイルスや細菌の感染が起こったとき、免疫機能が発現してウイルスや細菌を排除しようとする

 

修復機能

ケガなどで組織が損傷したとき、修復機能が発現して組織を元に戻そうとする

というものです。

 

他には、「症状」も自己治癒反応のひとつです。

例えば、風邪をひいた時の咳・くしゃみ・発熱・下痢・嘔吐などは

咳・くしゃみ・下痢・嘔吐

ウイルスなどを体外に出そうとする反応

 

発熱

ウイルスを倒すために、免疫を活性化させるための反応

という反応です。

 

つまり、人間の身体は何かしらの攻撃(刺激)を受けてダメージを受けた際には、その状況を脱して正常な状態に戻ろうとベストな反応をするのです。

身体は常に、自己治癒反応という最善策を行ってくれているというわけです。

人間の自己治癒反応イメージ

こんなイメージですね。

 

この自己治癒力こそが、人間の最大の防御力です。

医学の父であるヒポクラテスの残した言葉に

人間は誰でも体内に100人の名医を持っている

というものがあります。

素晴らしい言葉ですよね。

 

身体は常に、その時の状況に合わせて勝手に必要な対応をしてくれます。

咳が必要であれば咳を出し、下痢が必要であれば下痢を出し、血圧を上げる必要があれば血圧を上げます。

それこそ、24時間365日ずっと最適な対応をしてくれているのです。

 

病院や薬は自己治癒力を邪魔するだけ

このように人間の身体には、超優秀な自己治癒力が備わっています。

それにも拘らず、多くの人は風邪などになると病院を受診して

・咳止め

・鼻水止め

・吐き気止め

・下痢止め

・解熱剤

・抗生物質

などの薬をどっさりと欲しがります。

医師も、当然のようにこれらの薬を大量に処方します。

 

しかし、これらの薬は風邪を治すのに全く役に立たないどころか、身体が風邪を治すのを邪魔します。

先程も書きましたが

咳・くしゃみ・下痢・嘔吐

ウイルスなどを体外に出そうとする反応

 

発熱

ウイルスを倒すために、免疫を活性化させるための反応

という反応であり、自己治癒反応です。

薬は風邪そのものを治すものではなく症状を抑えるものですから、自己治癒反応を阻害しているわけです。

身体が自己治癒力という最強の力で風邪を治そうとしているのに、わざわざ薬を飲むことで自己治癒力を弱めているのです。

 

また、抗生物質も風邪には何の意味もありません。

風邪の原因のほとんどはウイルスです。

それに対して、抗生物質は細菌に効果を発揮する薬で、ウイルスには何も効果がありません。

 

抗生物質は細菌に効くが、ウイルスに効かない

効かないだけならまだしも、デメリットすらあります。

抗生物質を、無駄に飲むことによって

・もともと体内に共存している常在菌までやっつけてしまう

(常在菌は大切な役割をするものもある)

・抗生物質が効かない耐性菌を作り出してしまう

ということが起こる可能性もあります。

風邪ごときに抗生物質なんかを飲むことで、本当に必要な時に抗生物質が効かないなんてことが起こり得るということです。

 

まともな医師がヤブ医者扱い

このように、風邪に対して薬を飲むことは害でしかありません。

それなのに、風邪に対してどっさりと薬を処方する医師は最低最悪です。

医師としての資格は皆無ですね。

 

ただし、患者側にも大きな問題があります。

風邪で医師の診察を受けたとき、まともな医師なら

風邪なので、早く帰って水分摂って良く寝てください。薬はいりません。

となります。

しかしそれに対して多くの患者は

あそこの医者は薬も出してくれなかった!!ヤブ医者だ!!

と訳の分からない「ヤブ医者認定」をするわけです。

 

逆に

辛いでしょうから、解熱剤・咳止め・鼻水止め・下痢止め・抗生物質を出しておきますから、しっかり飲んでくださいね。

という医師の資格もないような医師に対して

あそこの先生は、親切で良い先生だ!!

と意味不明な「良医認定」をするのです。

 

要するに

まともな医師を「ヤブ医者認定」

ゴミ医師を「良医認定」

するわけです。

 

まともな医師はたまったものではありません。

正しいことをすればするほど、評判を落とされていくわけですからね。

それに対して、ゴミ医師たちは患者のいうことを聞いて薬を処方しまくることで、お金を稼げるわけです。

 

どうかしていますね。

 

「よく食べてよく寝る」は間違い

また、風邪をひいた時によく言われる

よく食べて栄養つけて、よく寝なさい

というのも間違っています。

 

「よく寝る」ということは正しいのですが、「よく食べる」というのが間違いです。

物を食べると、身体は消化・吸収をします。

この消化・吸収をするためには、かなり大きなエネルギーが必要になります。

 

風邪の時には身体はウイルスを倒すのにエネルギーを使いたいのですが、物を食べることで消化・吸収にエネルギーを取られてしまうのです。

そうすると、当然ウイルスを倒して風邪を治す力は弱まってしまいます。

ですから、早く風邪を治すには食べない方が良いのです。

 

このようなことを言うと

栄養が不足する!!

のようなことを言う人がいますが、2~3日程度食べなくてもなんてことありません。

少なくとも日本に住んでいる現代人は、身体にたくさんエネルギーを蓄えていますから、全く問題ありません。

ただし、元々栄養失調のような状態の人は別です。

そのような人は、しっかり栄養を補給する必要があります。

まあ、現代の日本にそのような人は、そうそういませんが。

 

それでも風邪の時にどうしてもお腹がすいてしまったら、お粥やうどんのような消化の良いものを食べましょう。

まだ消化・吸収のエネルギーが少なくて済みます。

 

水分を摂って温かくしてよく寝る

風邪をひいた時にやるべきことは

・水分をしっかり摂る

・温かくして寝る

これだけです。

それ以外には何も必要ありません。

というよりは、他のことは治りにくくするので害になります。

 

風邪に限らず病気など全てにおいて絶対に守らなくてはならないのが

自己治癒力を邪魔しない

ということです。

これは、医療についても同様のことが言えます。

しかし現在の医療は、自己治癒力を邪魔するものが多いですけどね・・・・

 

よく寝ることによって体力を温存し、自己治癒力を最大に発揮できます。

また、温かくすることで免疫などの自己治癒力の働きをサポートすることができます。

ですから、温かくしてよく寝ることが大切なわけですね。

 

ただし、汗をかいたり下痢をしたり嘔吐をしたりすると、脱水状態になる可能性があります。

脱水は命にもかかわりますから、そうならないために水分は十分にとってください。

風邪の時にやるべきこと

 

まとめ

・風邪をひいた時にやるべきことは、「水分を摂って良く寝ること」のみ

・病院を受診したり薬を飲むのは、治りを悪くするだけ

・自己治癒力こそが人間の身体の最大の防御

・患者は、まともな医者をヤブ医者認定する

 

世の中には間違った常識が蔓延しています。

それは、医療に関しても同様です。

医師が悪いのは間違いありませんが、無知な患者も悪いのです。

 

医療は昔から大して進歩していません。

未だに風邪を治せないでいるのです。

医師は風邪を治すことなどできませんからね。

勘違いしないようにしてください。

 

そしてそれは、インフルエンザも同様です。

インフルエンザに使われるタミフルという薬があります。

非常にリスクも高く、飲んだ後に若い人が自殺するなどが相次ぎましたよね。

このタミフルですが、世界中のタミフルの実に8割を日本で消費しています。

人口にしたら2%に満たない日本人が、8割のタミフルを飲んでいるわけです。

異常だと思いませんか?

世界では、タミフルのようなリスクのある薬をインフルエンザごときには使わないのですが、日本の医師は簡単に処方します。

 

また、1990年に幼稚園で「O157」の集団感染が起こったことがありました。

300人以上の幼稚園児がO157にかかり、残念ながら2人が亡くなりました。

この2人は、医師から強力な下痢止めを処方されていたのです。

そのため体内の大腸菌O157を外に出せずに、2人の命は失われてしまいました。

 

このような例は無数にあります。

日本人は、薬を妄信して自己治癒力を疎かにしすぎです。

 

そして何よりも気を付けなくてはならないのが、医師も患者と同様に無知だということです。

医師はお金のために薬を処方している面もありますが、そもそも身体のことを全く理解していないという面もあります。

そうでなければ、薬を安易に処方したりしません。

多くの医師は、想像以上に無知で無能ですからね。(優秀な医師がいることも間違いありませんが、非常に少数です。)

 

自分の身体は自分で守らなくてはなりません。

病院・医師・薬を妄信するのはやめましょう。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。