教育・子育て

子どもに車道側を歩かせるな

子どもに車道側を歩かせるな

今回は、子どもと歩く時に注意するべきことです。

 

結論としては

・大人が車道側を歩き、子どもは車道と逆側を歩かせる

・子どもは出来るだけ壁沿いを歩かせる

です。

 

当たり前のことなのですが、これが出来ていない親をよく見かけます。

子どもは、大人が予想だにしない動きをすることが多々あります。

子どもを交通事故から守るためには、親が注意を払わなければなりません。

 

しかし、子どもの動きは予測不可能ですし、周りの状況も刻一刻と変化します。

全てを想定することは不可能に近いです。

 

ですから、子どもが予想外の動きをしたりしても、それに対応できるようにしておく必要があります。

 

子どもは車道と逆側を歩かせる

まず基本ですが、親子など大人と子どもで歩いている時には

大人が車道側を歩き、子どもは内側(車道と反対側)を歩かせる

というのは鉄則です。

これは歩道があるところでも必要なことですが、歩道のない道路を歩いている時は絶対に守らなくてはならないことです。

歩道がない場合に子どもが車道側を歩いていたら、子どものすぐ横を車が通るわけです。

子どもが車道側に急に動いたら、即事故に繋がります。

 

大人が車道側を歩いていれば、子どもが車道の方に向かって動いたとしても大人が止めるチャンスもありますし、距離的な余裕もあります。

手を繋いでいれば、子どもが道路に飛び出すようなことは考えにくく、さらに安全です。

 

非常に当たり前のことなのですが、車を運転していると子どもに車道側を歩かせている大人が少なからずいます。

本当に危険です。

 

小さい子どもは、まだ車の危険性を理解できていませんし、自分の行動がどのような結果になるのかという予測もできません。

圧倒的に経験値と理性が足りないので、仕方ないのです。

ですから、大人が子どもを守る必要があります。

 

危険なのは車だけではない

車に十分気を付けたとしても、子どもにとって危険なのは車だけではありません。

自転車も非常に危険な存在です。

スピードを出している自転車が歩行者と激突して死亡させた事故などがあったように、自転車は子どもにとっては命に関わる存在です。

 

ですから、子どもが車道に出ないように気を付けるだけでなく、歩道を走ってくる自転車にも気を付けなくてはならないのです。

そもそも自転車が歩道をスピード出して走っていること自体が問題なのですが、そういう人がいる限りは、親などが子どもを自転車から守らなくてはなりません。

 

自転車は歩道で狭いスペースにスピードを出して突っ込んでくることもあるため、ある意味車以上に危険です。

子どもが急に動いて自転車と激突、なんてことも十分にあり得ます。

一緒にいる親としても、後ろからくる自転車まで全て把握するのは、なかなか至難の業です。

 

ですから、子どもの側を自転車が通る状況を作らないようにしなくてはなりません。

子どもを車道の反対側を歩かせていても、スペースがあれば自転車は突っ込んでくるかもしれませんから、スペースを無くす必要があります。

つまり、子どもを車道と反対側を歩かせるだけでなく、端を歩かせる必要があります。

自転車が通るスペースを無くして、自転車が大人の横を通るようにするのです。

 

根本的には自転車のマナー向上が求められますが、どのような自転車ドライバーがいるかもわかりませんから、親などの大人が子どもを自転車から守らなくてはならないのです。

 

大人全員で子どもを守る

子どもを守るのは親が中心になりますが、本来的には大人全員で子どもを守るべきです。

社会で子どもを守るということです。

 

車や自転車のドライバーは、子どもが近くにいる時は特に減速をして注意深く通行しなくてはなりません。

また、子どもの近くを歩いていたりする大人は誰もが、子どもの安全を意識してほしいと思います。

複数の子どもがいて親が一人などの状況では、子どもが親の近くから離れてしまうこともあり得ます。

そのような時には、周りにいる他の大人が子どもの安全を確保すればいいはずです。

 

今の社会では、他人に無関心になってしまっていて、子どもが危険なことをしていても無視している大人ばかりです。

確かに良かれと思って子どもに注意したり対応したりしたことで、逆にクレームを言われることもあるかもしれません。

ギスギスした世の中です。

 

しかしそれでも、やはり大人は子どもを守る責務があります。

自分の子どもだけでなく、子どもは全員社会の宝です。

ぜひ大人全員が子どもに注意を払って、子どもを守る意識をしてほしいと思います。

 

まとめ

まとめ

・子どもは車道と反対側の端を歩かせる

・社会全体で子どもを守る意識を持つ必要がある

新型コロナ騒ぎにおいても、高齢者をはじめとした大人のために子どもを犠牲にすることが当たり前のように行われてきました。

そして新型コロナ騒ぎだけでなく、それが通常の社会運営になっています。

あまりに異常です。

 

子どものために大人は犠牲になるのが、正常な社会なはずです。

逆はあり得ません。

自分の子どもはもちろんですが、子どもは皆社会の宝です。

日本人は、昔は子どもたちを何よりも大切にして育んできました。

今の世の中が異常すぎるのです。

 

子どもに優しく大切にしてほしいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。